吾輩は稀代の食通である。
こうみえても吾輩は現在会社員としてセッセと毎日を懸命に働いている。
バブル期に一世を風靡したお洒落な空間に定評があるグローバルダイニング系列のお店「モンスーンカフェ」とはどんなお店なのかを有給を得た吾輩が体験してきた。
これを最後まで読んだら、いかにコスパ最高なのかがわかり、きっとあなたも行きたくなること請け合いなのだ。
どうやらMonsoon cafeはエスニック料理らしい
バブル期に全盛を凌駕した、あのグローバルダイニング系列のお店そのうちの一つそれが
「モンスーンカフェ」である。
グローバルダイニング全盛期と言えば日本経済史上最も輝いていたと言われるバブル時代にまで遡ることになるのだろうか?どれも店内が趣向をこらしたバブリーを代表するお店だな。
吾輩としてはラ・ボエムが好きなお店なのだ
特に「ラ・ボエム」表参道店はフランスマルセイユのお祭りの夜の雰囲気を醸し出していると言われる
雰囲気が好ましいのだ。しかも屋根の上で食事しているような演出もいかにもバブル時代的なお店のような気がする。
昔世田谷にあったZESTも店内に牛の頭部の骨のオブジェなんかがあっていかにもバブル・・・
「モンスーンカフェ」名前は聞いたことがあったが、果たして過去に行っていたかどうか記憶が薄焼きせんべいのようにペラペラだ。
ならば行ってみよう。これが行動派といわれる所以でもあるのだからな。
このお店はなんでも東南アジア料理を提供する、いわばエスニック料理らしいのだ。
ん!そうだっけ? まぁいい。モンスーンは季節風という意味
都内に支店がいくつもあるのだ。
季節風の振りはいらなかったようだ。
いや前置きが長すぎた。本題に入ろう。そう今回はモンスーンCaféに行ってきた。
ここもグローバルの系列なのは言うまでもない。
ちょっとエスニックというものにあまり食指が動かなかったのが理由ではある。
恵比寿店は駅近だぞ
御覧のような駅近だな。東口から歩いて10分とかからんかったぞ。
お、もう着いた
んー。。おしゃれな外観だわさ
早くも南国の風を感じる。
東南アジアといってもいろんな国があるが、一体どこの国の料理だろう?
吾輩はインドネシアあたりを想像しているのだが、そうすると「スラマッシアン」と話さないとダメだな。
いざ南国に入店
この店はドアがない。オープンドアだ
出入りは自由ですよというお店の強いフォースを感じ取ったのは言うまでもない。そして気軽にフラっと入れるところがなんともいい感じなのも言うまでもない
なんというオシャレ感!吾輩もCityの仲間入りを果たしたのだと改めて実感するモメンタムだ。
「いらっしゃいませーー」 奥からブラジル人?アメリカ人?の背の高いお姉さんが明るく声をかけてくれた。中々好印象である。ものすごくフレンドリーだ。
明治の文豪かぶれであっても同等に接してくれるのは嬉しい限りだ。吾輩はこの明るい笑顔でボッチランチの小心者の心が地平線のかなたに風速7000kmで消し飛んでいったのであった。
森鴎外もドイツに行った時エリスにこのように感じたのかが知りたくなってきた
コスパ最高か!ランチお買い得
ランチセットの組み合わせだ
・サラダセット ¥1000|ロカボナッツとキヌアのヘルシーサラダ+メイン料理
・サラダセット ¥1000|ロカボナッツとキヌアのヘルシーサラダ+タイ海老トースト+メイン料理1品
・サラダセット ¥1000|ロカボナッツとキヌアのヘルシーサラダ+メイン料理1品+デザート1品
メイン料理1品は以下の通り
・鶏肉のガパオライス
・パッタイ海鮮焼きビーフン
・鶏肉のフォー
・グリーンカレー
狙いは事前の通りに¥1000のサラダランチだ。
ロカボナッツとキアヌのヘルシーサラダに鶏肉のガパオライスに黒酢玄米という組み合わせの
今のサッカー日本代表のごとく最強のスタメンを配した。
ちなみにジャスミンティーはおかわり無料みたいだ。
先ほどのお姉さんが1階を一人で切り盛りしていて大変そうだ
この他週替わりランチも用意されているのだ。
「これで¥1000かぁ、、、コスパ最高かよ」
ただし吾輩は卵がダメなので抜いてもらったからビジュアル的にはチト物足りないのは致し方あるまいて
その他こんなメニューも発見
なんか平日の午後にお洒落なお店でメニューを見ているだけでもはや楽しさがMax
いささか文豪にはふさわしかは疑問符がつくが。
充実したCotton time
ほどなく着丼。
サラダを食す。美味しいのだ。いままでエスニックを敬遠していた自分を恥じた。
星稜学園の松井ばりにずーっと敬遠ばかりしていたってわけさ。そして・・
キターーー ガパオちゃん
やはり目玉焼きがRide onしてないから映えないのだ
とにかく黒酢玄米がなんともいい感じだった。
おいおいおいしいよ、こりゃ。。
急いで食べてしまうとあっというまなので、オシャレな店内をじっくり見渡しながら
ゆっくり食して贅沢なブランチを堪能した。
お米はタイ米を使用ということは東南アジア料理は正解は微笑みの国タイなんだろうか?
ちなみに吾輩は微笑みの国の由来は、あの寝そべっている大仏がニヤっと笑っているから、そこから微笑みの国ってきたのだと勝手に思っている
あのあたりは世界一幸福な国ブータンも背後に控えている。一体この文明豊かな日本は誇らしげに胸を張って幸福ですよと言える人が何人いるのかを考えるとなげかわしいのだ
おっと辛気臭いことは抜きだ。せっかくの有給が台無しになる。
吾輩がこうしてちょいピリ味のエスニックを食している間も賃金が発生して有給と書く日の午後を満喫できるのは微笑みの地域恵比寿と言わざるを得ないだろう
本日の反省会
空間、接客、味、値段とどれをとってもコスパ最高の一日を過ごせたことをGodに感謝しかない
しかも食後のデザート類も
- Monsoonプリン
- バナナロール
- 白玉かぼちゃ善哉
- ココナッツアイス&マンゴーシャーベット
こんなに充実してて全部試したい衝動にかられるのはマストだろう
しかし吾輩の財布の中身には諭吉はおろか、晶子もおらん。かすかに英世がビミョーな笑みを浮かべて「てへ、もうすぐ僕もいなくなりますね」と恐ろしい呪文をつぶやくばかり
今後のファイナンスを考えると迂闊にデザートまでオーダーできなく、ほぞをかむばかり
「あーもっと諭吉がたくさんいれば」と思いながらビミョーな微笑みの顔を浮かべながらドアのない出口をあとにするばかりだ。
お勘定をすませて外へでると、なんと麻婆豆腐のメニューがあったことに気づく。
あぁ、これにすればよかったーとなったのだが
もしこれにしていたらエスニックにきた意味っていったい。
とぼとぼと代官山方面へ歩いていく姿は幸福と背徳の二律背反をにじませた文豪の哀愁をとらえた午後であった
オーマイガー!
投稿者プロフィール
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吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。
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