渋谷で行列のできる人気の担々麺は見た目がアートの領域だった

外国人に人気の担々麺

吾輩は牛である。名はもうもうと言う。

牛界隈では稀代の食通として名を馳せているのだ。

今回は吾輩にとっては難易度高めの渋谷にあるラーメン屋「うさぎ」へ突撃してきたのであった。いったいどういうことなのか説明しよう

渋谷界隈で有名な担々麺と言えば

どうして難易度が高いのかというと、それは平日しか営業していないからだ。しかも時間も午後一定の時間までしかやっていないときたもんだ。つまり夕方や会社が終わってからは行けない。

そんな吾輩だが勝機はあった。そう有給である。

吾輩はその時を虎視眈々と眈々麺していたのだった。

ウサギのお店は正確にスナイプすると神泉駅のほうが近いが吾輩は渋谷駅からあるくことにした。

本当は裏道というかゴチョゴチョした道を行けば近いのだが道に迷いそうなので玉川通りR246へ出てから行った方がハッキリスッキリクッキリと到着できるだろう

実際に渋谷駅から玉川通りに出て歩いて行ったのだが、おそらく10分位で着いたようにとんと記憶している。方向感覚に自信のないひとは玉川ルートの方を断然おすすめしておく。

ついにうさぎへ着いたぞ

んっ?ここなのか?

有名店なのに誰も並んでおらんじゃないか?時刻は14:00近く。そりゃ平日その時間なら休憩時間もとっくに過ぎてますがな。

てなことで並び放題?の店内に入る。

おや?席も2つほど空いてる。さっそく案内された。

店内に入ってみて思ったのは外国人率の高さだ。おそらくは店内の半数は外国人である。外国人は辛いラーメン大好きか!

と思ったのだが、どうやら一部の人はトリュフラーメンをオーダーしているような感じだった。西洋ではトリュフは珍味だから、それがラーメンとコラボしているなんてWonderといった感じなのだろうか

だが、吾輩はあくまでも担々麺目当てだ。早速食券機で購入するぞ。ってか普通の担々麺が

¥1300

たっかー!高ないか?? 何でも原材料の高騰によるものらしいが円安の影響はラーメンという庶民の絶対的味方の守護神にまで及んでいるのか?

事前の下調べでの価格調査では最安値でも¥900であったと記憶していたんだが、物価高騰のラーメン業界への余波は吾輩の情報収集スピードをはるかに凌駕する速さで進んでいるのだと実感した瞬間だ

今やインフレ大国のUSAからの来日なら安いと感じてるんだろうな。新たに日銀総裁となった植田さんには日本の経済回復をがんばってもらいたいところだ。

¥1300出せれば新宿界隈のコスパの良いステーキ屋さんのサーロインステーキが食べれるではないかと軽く打算的な思考回路に陥って何やらブツブツと独りごちてみる。

これラーメンですよね?いやアートかよ!

そしてついに着丼したのがこれである

ワン、トゥ、スリー   ジャジャジャジャーン

美しい、これはラーメンじゃなくて、もはやアートと呼んでもいいくらいのビジュアルだ。

クリムトでもこのアートを描けたかは定かではないだろうとふと一人ゴチてみる。今まで¥「¥1300あれば・・・」とくさくさしていた風景が一転した。

どうだろうか、このRedとYellowのベースにGreenの野菜。その上には赤い、、、これはクコの実だろうか?色合いのすべてにおいて調和がとれたアートの領域

上から見ても調和されてる。和を以て貴しとなすとはこのことをいうのは、もはやラーメン界の常識にしてもいいくらいだ。

見よ!このひき肉の上にこんもりのっかった高さ具合も悪くない。いやむしろ良い

食べるのがもったいないが、時刻は14時を回ってるのだ。さすがにハラペコリーニだ。

ズズズっ

か、辛くないぞ。と思いきや喉越しの瞬間に若干の痺れが記憶の水平線の先のほうに感じる。

ハラショーだ。ハラショー過ぎる。うまい!担々麺ってあまり食べたことないが、こんなうまいものであったのか!今まで吾輩はどこを見て人生を過ごしていたのだ。。

本日の反省会

吾輩は初見の初心者だったので辛さを1にしてもらったが、隣に座ったOL風の女性は2辛で頼んでいた。うさぎにきたら2辛は当然でしょ。と言わんばかりの常連臭がしていた。しかし常連ってことは常に¥1300もランチにPayしてるのか?

渋谷という土地柄IT関連の企業に勤めて高給取りなのだろうか?

ITで思い出したが動画で渋谷の某IT社長がここのうさぎを激推ししていたっけ。。

吾輩も常連となりたいうまさだったのだが、原材料の高騰による資産の下落を考えると二の足を踏んでしまう二律背反を覚えた有給日であったのだ

オーマイガー!

投稿者プロフィール

モウモウ
モウモウ大富豪になっても結局食と旅
吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。

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