
いかん、日頃の仕事のストレスがMaxに達してきた。
非常にうまいものを食べないとヤバイぞ
ということで三鷹のらーめんすず鬼にいくか高田馬場のとんかつひなたにいくかの巌流島一騎打ちが心の中で戦っていた


午後の昼下がりのオフィスであった(ちな仕事中)
結果すず鬼は大行列になる恐れもあり、宮本ひなた武蔵が勝った。もちろんここも並ぶのは覚悟の上だ。
別に有吉氏がとんかつひなたを「生涯ナンバーワンだ」と言ったから行こうと思ったわけではないのだ
いざ出陣(ボッチとんかつ)


食べ比べとは一体・・・?
ここは面白いコースがあり「食べ比べコース(6部位)3,900円」なるものが存在する。
食べ比べコースは完全予約制で、祝日は提供されていない。
豚を一頭買いしているからこそできる業であろうが、これも人気店の秘訣というものだろう
場所は高田馬場駅から歩いても5分位だ。
吾輩は歩いた。もうかれこれ20分は歩いた



おや?また道に迷ったか?
おかしい、もうとっくについていてもいいはずなのにこの寒空の下ずっと歩いていると足の親指のしもやけが悪化するではないか。あれ、痒いんだぞ
Google先生に問い合わせるも手がかじかんでうまく作動しない。
しかもあっちでもない、こっちでもないとやっていて、いささか疲れてきてもいる
こんなに近いのにどうした?また迷子かよ!勘弁してくれよ吾輩よ!
結局大通りから左折した中間のところにお店はあった。



やれやれ、やっと着いたぞ。こんなに近かったのね
お店の前は人が並んでいるのでだいたいの目星はつきやすい。
吾輩はいつも人だかりを目印に行くのだ。人だかりが出来ていなくてうっかり通り過ぎる時は、たいてい休みになっているときだ
日本人:外国人が50%づつの割合と言った感じだ。とんかつはもはや世界食と言ってもいいかもしれない。


クラプトンもとんかつ大好きか
なんといってもあのエリック・クラプトンが来日すると真っ先に原宿のいきつけのとんかつ屋に行くぐらいのご時世なのだから


常連さんらしき人がスタッフと親しげに会話している
でも常連さんでも並ぶのだ。ここは平等な世界で構築されているのだ


待っている間に店頭のメニューを吟味する


吾輩はいつもきまってとんかつはロースなのだ。ヒレを頼んだことはほぼ無いだろう
ロースかつ定食¥1300で決まりだが
ランプかつ定食¥1850も結構気になるお年頃だ
もし今回よかったら次回はランプ定食にしたいところだ
待つこと20分くらいで店内に呼ばれた。
以外にも回転は速いのかも。たまたまかな?
店内に入るとほぼ全面カウンターという仕様だ。
こりゃ、待つはずだな
ようやく入店


カウンターが割と高く厨房内がよくみえる。これはいい景観だぞ
スタッフは中国人なのか、ベトナム人なのかと言った感じで海外スタッフが勢ぞろいしている
そうこうしているうちにロースかつ定食がきた
着丼ドーンだ!


とんかつもお見事だが、密かにとんかつのお皿が気に入った。
なんか吾輩の好みとフィットしたらしい。
みよこの見事なピンク色の肉感、シズル感は


味付けも多彩でテーブルでスタメン発表を待つ
衣もサックサクだ。こりゃうまそうだぞ


テーブル上にはスタメンの発表をまつ選手が待機していて万全の体制だ
ちなみに奄美の塩はすこし甘みがある笑
インカの塩はややしょっぱい感じだ
吾輩は同じく高田馬場のとんかつ屋【とん太】に行って以来ソースではなく塩で食べる派となった。
高級なトンカツ=塩
普通のとんかつ=ソース
と言った感じで使い分けているのだ
とりましょっぱなはあまみの塩を選択しマスタードを絡めた。
もちろんオリーブオイルも絶妙にブレンドしたのは言うまでもないだろう


ご飯とキャベツは1回に限りオカワリ無料というのも嬉しいサプライズだ
現役ナンバーワンとんかつ
パクっとな
うーーーーんんんん! うますぎる
衣と脂身とあまみの塩と豚さん本来の素材のアンサンブルはあの東京フィルハーモニックオーケストラをも凌駕する感動を呼び起こした
有吉氏が「生涯ナンバーワン」だと断言するのも納得だ
吾輩はそれをパクって「現役ナンバーワンだ」ということにした(イミフ)
とにかくそれ位うまい。いままでNo1はとん太だったが、これは甲乙つけがたい。
ただ値段や面白い部位が食べられることを総合点で考えるともしかしたらひなたに軍配があがってもおかしくないだろう。
これは最高のコスパじゃないだろうか


本日の反省会


お会計の時に外国人スタッフの行っている言語がよくわからない問題が生じたが、ここはワールドワイドな言語を操る吾輩にかかればボディーランゲージで解決できた(言語はどうした?)
これだけのとんかつを食せるのであれば20分も道に迷ってロスタイムを稼いだことも、寒空の中20分待ったことも、しもやけが悪化したことも全部水に流せるくらいの圧倒的なクオリティをもつとんかつがひなただろう。
高田馬場はとんかつの激戦区であり聖地と言われるゆえんがよくわかる一日であり感動さえ呼び起こさせた
しかしこの後家に帰ってしもやけの痒さに辟易するとはこの時には知る由もなかったのだった
オーマイガー!!
ポイント3箇条
- とんかつの食べ比べができる面白いお店
- オリーブオイルや塩、ソースからお好みで選択できる
- ご飯とキャベツは無料でおかわり可能(1回限り)
お店の情報
とんかつひなた |
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住所:東京都新宿区高田馬場2-13-9 鈴木ビル1階 |
⇒東京メトロ東西線「高田馬場」駅7番出口より徒歩2分 JR山手線、西武新宿線「高田馬場」駅 早稲田口より徒歩5分 高田馬場駅から338m |
TEL :050-5597-5037 |
営業時間:火・土・祝日 11:00 – 14:30L.O. 14:30 17:00 – 21:00L.O. 21:00 水・木・金 11:00 – 14:30L.O. 13:30 17:00 – 21:00L.O. 21:00 |
定休日:月・日 |
予約:17時以降のコースメニューのみ(14時以降がつながりやすい) |
喫煙情報:禁煙 |
支払い:カード可、電子マネー可、QRコード決済不可 |
SNS:https://www.facebook.com/tonkatsuhinata/ |


投稿者プロフィール


- 大富豪になっても結局食と旅
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吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。
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