【代々木八幡】幻のスパイスカレー!「スパイスポスト」はチキン&キーマ&ポークビンダルが絶品

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吾輩は、以前からこの店、代々木八幡にある**「スパイスポスト」**を訪れたいと願っていた。しかし、前回は不運にも休業日。急遽、新宿の「チキュウマサラ」へと予定を変更せざるを得なかった。吾輩の心には、リベンジという名の炎が静かに燃え盛っていた。そして、ついにその機会が訪れた。

目覚めは午前11時。営業は13時までだという。吾輩は、時間に追われるという焦燥感を味わうことは滅多にないが、この時ばかりは、のんびりしている場合ではないと悟った。慌てて支度を済ませ、代々木八幡へと向かう。

代々木八幡駅を降りて、すぐに店は見つかった。だが、やはり人気店は違った。店の前にはすでに5組ほどの列ができている。先頭は、スマホで何やら楽しげに話している外国人の4人組。彼らの表情からは、この店のカレーに対する期待がひしひしと伝わってくる。吾輩は、その列の最後尾に静かに並んだ。

待つこと20分。ようやく吾輩の番が来た。店内は、カウンターが7席と、奥に小さなテーブル席があるだけの、こぢんまりとした空間だ。マスターとアシスタントの二名で、黙々とカレーを作っている。この狭い空間に漂うスパイスの香りが、吾輩の食欲をさらに掻き立ててくれる。

メニューは、その日のカレーが数種類用意されており、その組み合わせを選ぶスタイルだ。吾輩は、メニューを見る前から心に決めていた。「チキン&キーマ&ポークビンダルカレー」、これしかない。吾輩は、マスターにその旨を伝えた。値段は1,550円。ご飯の量は、250gまで選べるとのことだったが、吾輩は、この日の腹の具合と相談し、少なめの150gにしてもらった。料金は前払い制だ。

トッピングは
・パクチー150
・玉ネギのアチャール150
・生卵(全卵、卵黄)100
・チキン1個100

ライスは同一料金
・少なめ150g
・ふつう200g
・中盛り300g
・大盛り400g
追加ライスは100g100円

ご主人が隣で、得意げに語り始めた。「この『スパイスポスト』はな、もともと間借り営業からスタートして、人気が出てここ代々木八幡に実店舗を構えたらしい。マスターは、色々な店でカレーの腕を磨いてきたそうだ。特に、この店の特徴は、日本の食材を使いながらも、本場インドのスパイスを巧みに操る、その絶妙なバランスにある。だから、外国人にも人気が高いのだろうな」

ここでいつものように吾輩調べが始まる

  • 開業:2017年、バーの空き時間を利用した「間借り営業」からスタート。
  • 場所:東京都渋谷区富ヶ谷1-52-2。代々木八幡駅・代々木公園駅から徒歩1分。
  • 現在:人気が高まり、実店舗として定着。朝8時から営業する珍しいスタイル。
  • 店主・高瀬晋一さんは、複数の店で経験を積み、独自のスパイスブレンドを確立。
  • 20種類以上のスパイスを使用しながらも、「調和」を重視した味づくりが特徴。
  • 日本の食材(レンコン、タケノコなど)を活かしつつ、インド系スパイスの風味を融合
  • スパイスの使い方が本格的でありながら、日本人にも食べやすいバランス。
  • 朝から食べられる軽やかなカレーで、ビジネスマンや観光客にも好評。
  • メニューは「チキン」「キーマ」「ポーク」などの合いがけが可能で、ボリュームも調整可能。
  • **食べログ「カレーTOKYO百名店」**に2023年・2024年連続選出。
  • カレー激戦区・東京で高評価を得ている実力店。

ご主人の言葉を聞きながら、吾輩はカレーが運ばれてくるのを心待ちにしていた。そしてついに、その瞬間がやってきた。

着丼ドーンだ!!

定番の3種カレー

吾輩の目の前に現れたのは、三種類のカレーが美しく盛り付けられた一皿だ。手前から、ポークビンダール、キーマ、チキンの順になっている。それぞれのカレーの上には、卵黄やひよこ豆などの付け合わせが彩りを添えている。

「チキンカレーはおかわりできます」「ポークビンダルは酸っぱさを抑えてあるので、卓上のビネガーを使うことをお勧めします」とのお店の説明があった。

まずは、チキンカレーから一口。鶏肉は柔らかく煮込まれており、口の中でほろりと崩れる。スパイスの香りが華やかで、食欲を増進させる。次に、キーマカレー。ひき肉の旨味が凝縮されており、ご飯との相性が抜群だ。

そして、吾輩が最も楽しみにしていた、ポークビンダル。これが、実に旨い。ポークチョップのような、厚切りの豚肉がゴロゴロと入っている。酸味と辛味が複雑に絡み合い、一口食べるごとに、吾輩の脳内に新たな扉が開かれていくような感覚を覚えた。

ご飯は、パサパサしすぎず、カレーによく絡む。吾輩は、三種類のカレーを混ぜ合わせながら、その味の変化を楽しんだ。それぞれのカレーの個性と、混ぜ合わせた時の新しい味が、吾輩の心を豊かにしてくれる。

食べ終わった後も、吾輩の口の中にはスパイスの香りが残り、心地よい余韻に浸っていた。容器がまた、シンプルながらも美しく、吾輩は、この店の細部にわたるこだわりを感じた。

店を出ると、代々木八幡の街並みが吾輩の目に飛び込んできた。駅の目の前にはグラタンのナツメという店があるし、奥へ歩いて行くと、吉野や魚力、さらにはフグレン東京といった、個性的な店が軒を連ねている。この街は、グルメな街と言っても過言ではないだろう。

吾輩は、前回のリベンジを果たし、心ゆくまでスパイスの海を泳いだ。大満足の吾輩は、腹を満たしたことで、心も満たされた。スパイスポスト、ありがとう。またいつか、このカレーの旅に出よう。

もしあなたが代々木八幡に行くならぜひ立ち寄って欲しい。朝カレーというユニークな体験もできるので、スパイスの香りに誘われて、きっと満足できる一皿に出会えるはずです。

投稿者プロフィール

モウモウ
モウモウ大富豪になっても結局食と旅
吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。

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