丼という小宇宙空間を豚野郎に思いを馳せた日

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新橋の豚大学へ行くか、お茶の水の豚野郎へ行くかで思い巡らせている。
そんな悩める年ごろの乙女モウモウである。 いや乙女じゃないが、とにかく豚丼が食べたいのだ。

結局いつものフィリップと一緒だということで、どうせいつものように金がねーから安いとこ頼んます!
と言ってくるのは火を見るよりも明らかなのだ。

だから安くてうまくて、ボリューミーな店探しで苦労しているのだ。
無論吾輩も安いに越したことは無いから助かるのだが、ラーメン¥980で15分悩む男なのだから
吾輩の店selectionにもうちょい敬意を払って欲しいものだ。

まぁ結局はお茶の水の豚野郎に決めた訳だ。
フィリップは相変わらず夜勤明けでマグロに追いかけられたトビウオのような血走った目をして
土色の顔には生気が見られない。そして少ない口数が更に少ないのも特徴だ。

フィリップの話はどーでもいい、豚野郎に戻る。

ビルの3Fにあるので狭い階段を上るのだが、すでに踊り場が待ち人で埋まっていた。

モウモウ

待つけど大丈夫?回転は速いとは思うが


と気を遣う吾輩。

フィリップ

あぁ、俺なら大丈夫だ。値段的にも、ここにしようじゃないか


と言うのでそのまま列に並んだ。
しかし以外とその回転は速くなく、所感で結構待った感じがした。
意外にも女子一人出来ている人が散見されたので、へぇーそうくるか!と独りごちてみた。

ようやっと順番が来た。すぐに着丼かと思いきや、中々出てこない。
チェーン店のようにはいかないか。。

そして着丼

うーむむ、、中々の豚感でうまいことこのうえないぞ。

お肉はこってりのソースとあいまって美味しいのだが、どうにもお米とのパワーバランスが
均衡を失速させてる気がする。
なんだか米がパサパサするのだ。
これでは豚のうまみがお米によって相殺されるリスクを孕んでいるではないか。
ここは企業努力によって何とかして欲しいと切に思う。

とにもかくにもこれにより丼の中の小宇宙ではお肉が圧倒的なヒエラルキーのトップに君臨していてお米がカーストの最下層と必然なる。

しかしカウンター内のスタッフはお客さんをさばこうと頑張ってるから企業努力は認めてあげようかな
(誰目線だよ!?)

美味しいのだが、電車賃が入るとコスパ的な問題もあるのが痛いが
吾輩は帰りの電車内で丼の中の小宇宙的ヒエラルキーについて考察するのだった。

オーマイガー!!

投稿者プロフィール

モウモウ
モウモウ大富豪になっても結局食と旅
吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。

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