Crazyな行列で有名な【鬼金棒】へ突撃したが、まさかの誰も並んでいなかったとは

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鬼金棒はいつ何時行っても必ずと言っていいくらい行列必至だ


酷い時には30名ほど並ぶこともあるとかで「そんなに並ぶのがわかったいなががら食べたいとは思わんな」
と敬遠していて「まぁ千載一遇の機会でもあれば行ってみてもいいな」
位にしか思っていなかった。


というのはラーメンの中でも味噌ラーメンがあまり好きになれないのだ
札幌に1週間滞在したときなんか毎日昼は名店の味噌ラーメンを食べ歩いたのだが
「うまいのもあったが、おしなべてどれもこれも味噌の味しかしない」と雑な舌を
もつので味噌ラーメンにネガティブな印象しかないわけだ


だが、どうだろう。。平日の15:00過ぎに鬼金棒行けるチャンスが回ってきた
早速調べてみるとその時間なら、crazyに並ばないで入れるという情報を得たので
行ってきた。果たして行列はあるのか?そしてネガティブ味噌ラーメンの概念は
覆せるのかの天王山はやってきた
ドドーーン ピカッ ゴロゴロ~
では早速 Let’s get start

目次

鬼金棒の特徴

知らない人のために鬼金棒がどんなラーメンかをザックリと紹介しておこう
吾輩のような味噌ネガティブを持っている人は行く前に断念でき、無駄な時間を
過ごさないですむのだ。現代はタイパが物言う時代だ

・辛さ(唐辛子)と痺れ(山椒など)を最大のウリにした味噌ラーメン
・鬼金棒と書いてきかんぼうと読む
・店主の三浦さんはかの有名な「麵屋武蔵」出身
・ヤングコーンが入っている。これは金棒をモチーフにしている
・こだわりの味噌を使っている
・その他鶏ガラ、豚骨などスープにもこだわり
・最低でも30分は並ぶ覚悟で行くべし


まぁざざっとこんな感じのラーメンなので、辛いラーメンが好きなあなた
例えば中本とかが好きなら行く価値はありそうだ
吾輩は中本に一度も行ったことが無い。ちなみにラーメンジローにも入ったことが無い
(インスパイア系はあるが)


天下一品もまだ都内に江古田と池尻大橋にしかないころには最低週一ペースで通っていたが、
メジャーになってからほとんど行かなくなった
皆がとびつくものには昔から抵抗があるのかもしれない。
ユニクロの洋服も1枚も持っていない
天邪鬼気質なのだ
ちょっと脱線したが(いつものことか)好き嫌いがはっきり別れそうな感じだな

カレーからラーメンへ予定変更

カレーから急遽ラーメンへ変更

吾輩は有給をとっていたので平日にいけそうな小旅かグルメツアーに行こうかと
計画し、三軒茶屋のカレー屋「シバカリーワラ」に狙いを定めていた
ワラのラストオーダーは前半戦は14:30だ
・・・がしかし前日の夜更かしとお決まりのPCつけてチマチマやっているうちに
出発が遅れた。奥多摩のデジャビュだ


スマホ検索すると三茶の駅につくのが14:48と表示される
オーマイガー カレーの計画が崩れたぁぁあ
さて第二案としてどうするかと考えあぐねていたところ
ふと頭に電球が光った
「あ、この時間に鬼金棒行けば並ばないかも」となったわけだ
行き先を三茶から急遽神田へ変更し一路鬼金棒神田店へ向かった
もしもうんざりするような行列ならそのまま水道橋のカフェに向かえばいいだけだ
という腹案も携えての念の入った4-4-2のフォーメーションはいつものことだ
だが急遽のプラン変更のため前述した情報の中では「かなり並ぶらしい」という
情報くらいしかなかった。

期せずして鬼金棒ラーメンへ

吾輩は神田駅北口に降り立った
お店は駅から歩いて約5分位かな。APAホテルが見えたらその裏手の隣にある
店舗は間口が狭く黒を基調にしているので目立たないが、街の風景に溶け込まないような
行列ですぐにお店が確認できることであろう


時刻は15:10 さすがに並ばないとふんで歩いているところ、お店を発見
行列は5組だ っているんかーい と思ったが外の券売機で食券を買って並ぶころには
全員店内に消えていった。吾輩が列のポールポジションとなった

メニューは基本シビカラ


今回orderしたのはカラシビ味噌ラーメン ¥1060だ


ラーメンも高くなったな。もはや庶民の味方ではなくなってきつつある。

鬼金棒のHPにはメニューと価格が載せてあるが、サイト内でも言及しているように現在は価格が若干値上がってる

最初にカスタマイズを聞かれるぞ

店頭には鬼を前面に打ち出してキャラを確立せんと、鬼売り出し中だ
食券をスタッフに渡して

スタッフ

辛さと痺れはどうしますか?

モウモウ

一体何がどう違うのだ?

モウモウ

なるほど辛さは唐辛子系で痺れは山椒系なのだな

モウモウ

吾輩は初めてきたから全部普通で良しとしますかね

スタッフ

わかりましたでは少々お待ちください

スタッフのお兄さんは店内へ再度消えていった


この調子ならすぐ食べれそうだ。朝から水しか飲んでいないから腹へったなぁ

ん?ドアの持ちてが金棒になっているのか。すごいキャラ作りに徹底しているな


ところがここから一向に呼ばれない。そう、恐らく15分程待った
腹減りすぎて思わず暴れて「聞かん坊」になりそうなところで呼ばれた

店内は薄暗いので暗順応するのにタイムラグが必要だ

鬼キャラのこだわり感がパネーぞ

そして細長くカウンターのみで席数も多いほうではない。これは行列できるわけだな
お店のコンセプトは言わずもがな鬼であるからして
店内は鬼だらけ
壁一面には鬼のお面


BGMはドンドコドンドコドンドンと落雷しそうな勢いの太鼓の音が永遠鳴りやまない
汗だくな上に辛いラーメン食べてるので、このBGMは吾輩的にはいまいちだ。
暑苦しさの1.5乗が加算される
にしてもテーブルの上にも鬼のモチーフというキャラ作りの徹底度はすごい。


さすがサーファーはこだわりが半端ない(店主の趣味はサーフィンらしい)

5分程待つと着丼だ
圧巻のビジュアルに、早くも暑苦しくなってくる

濃厚辛い系スープ


しまった。季節をミスチョイスしたか?夏ではなく冬にくるべきだったか。。
紙前掛けも用意されているが、ワイルドに食したいので、そんな七面倒なことは御免であるとばかりに
スープを早速と・・・ 見た目も蓮華の沈み込み具合もドロっとした濃厚スープだ


うむ、当たり前だが辛さがあるのだが、どちらかと言うと
痺れの方が勝っているような気がする。舌の上にピリリと雷光する
アーチーチーアーチーな燃えているんだろうか?な感覚があり、
喉越しの際に辛さが「通りますよ~」といった具合に喉を通過していく感覚だ

モッチモチでいい感じの麺


麺は中太麺だ。吾輩的にはこの麺の味と弾力具合がたいそう気に入った。


この麺はうまいぞ。いいぞ~麺
(痺辛がウリの意味とは?)
お次にチャーシューだが麵屋武蔵を彷彿させるようなダイナミックで柔らかな肉だ


箸で持ち上げただけで真っ二つになった。恐るべき柔らかさだが食べてみると肉感を感じながら口に頬張れるようで見た目とのギャップをやや感じなくもないが
美味いぞ

「ダーリン!うちこのチャーシュー好きだっちゃ」と鬼娘の声がウル星くらいに脳内に響いてくるほどだ

食べ進めていくにつれ鬼が全容を露わにしてくる。蓮華にもロゴがはいり、鬼の住処の
コンセプトが大好きな節分フリークなあなたならこのコンセプトに首がもげるほど
頷くのではないだろうか?

スープはニンニクなども入りネギとモヤシとのドップラー効果を醸し出している
ので口の中は常に多文化共生社会のボーダーレスワールドになること間違いなしだ

バリエーション豊かなトッピング

極めつけは金棒を模したヤングコーンまで入っているという念のいりようだ

本日の反省会


吾輩は口の中にいろんなものがゴチャゴチャと混ぜこぜになるのがあまり好きではない
ので、その点では評価しずらいのだ

一度もこれることはないだろうと半ば諦めていたので、食せたことは大いに評価に値する
(何の評価?)が果たしてリピートするかと言われたら、恐らくしないだろう
crazyな行列に並ぶこと。味噌ラーメンが吾輩の好み的にヒエラルキーの最下層のこと
コスパ的な問題などのことを憂慮してのことだ

特に懸念点は1時間も並んでいられないということだ

もしも鬼金棒ラーメンは食べたし、並ぶの難し!というあなたは並ばずに食べるべし

どうしても並びたくない人は

中本ラーメンを食したことが無いので何とも言えないが、中本が好きな人には
受けるのかもしれない。結局のところ吾輩の感想は
「辛い味噌ラーメンを食べた」ということに落ち着きそうだ
これで行列が3倍位あったとしたらやはり「聞かん坊」に変身しそうで怖いのだ

オーマイガー!!

ポイント3箇条

  • 1時間待ちを覚悟して行列に並ぶなら是非
  • 鬼キャラ作りのこだわりが店内にあふれている。外国人は喜びそうだ
  • 辛さと痺れのMixラーメン。吾輩は痺れを強く感じた

お店の情報

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店
住所:東京都千代田区鍛冶町2-10-9
⇒JR中央線・山手線・京浜東北線【神田駅】東口/北口 徒歩3分
TEL :03-6206-0239
営業時間:月・火・水・木・金・土・祝日11:00 – 21:30。日11:00 – 16:00
定休日:無休
予約:不可
喫煙情報:禁煙
支払い:✖電子マネー、✖QRコード決済、✖カード
SNS:https://twitter.com/kikanbo_japan/

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