サフィール踊り子号に乗ってみたい|伊豆急下田滞在時間わずか2時間半の旅

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吾輩は伊豆下田へ行った
特別下田へ行きたいという欲求があったわけではない
サフィール踊り子号に乗ってみたかっただけ。ただそれだけだ
それの終点が伊豆急下田だっただけだ

しかしせっかく行くからには下田に何があるのかを知りたいので、
いろいろ調べてみた
その結果江戸時代にペリーが黒船を引き連れ下田へやってきたこと
金目鯛の漁獲高が高いこと
特記事項としてはそのくらいしかなかった

今回はわざわざ下田へ行ったのだが、その滞在時間がたったの2時間半しかないという非常に慌ただしくも満喫できた旅を語ろうではないか

目次

下田2時間半旅の計画書


下田巡りはサブ事項に過ぎないということだ
今回の計画書は以下の通りだ

  • サフィール踊り子号を楽しむ
  • サスケハナ号乗船
  • 金目鯛食べる
  • ペリーロードで歴史を感じる
  • 帰りは16:01の踊り子号で帰る
  • 横浜ー品川間のみ成田expressに乗ってみて帰る

といういささか旅情味に欠ける采配となっているが、なんせ2時間半なのだから致し方あるまい

この特急に乗って

この行程で帰る予定である

そう、くどいようだが下田にいる時間は13:29~16:01のわずかに2時間半しかないのだ

それでも人生で一度はサフィール踊り子に乗ってみたかったと言えよう

サフィール踊り子号を知らないと言う人はこちらを見てその魅力を知ってほしい

吾輩の乗ったシートはC席で窓際一人用のシートだったので結論から言うととても快適に過ごせた

サフィール踊り子では下図のように一人の場合にはC席をとると隣人の煩わしさから解放され快適な旅を送れること間違いなしだ



駅ネットを使って事前にチケット発行を済ませていたので搭乗駅からはスムーズに乗り込めるって寸法だ

今回は前回の反省を生かして、がっつりとしたお弁当をたべると、サブメインの
金目鯛が入らなくなる懸念があった


そこで品川駅構内にあるecute等を利用することにした
そこでは

  • 神戸コロッケのバターチーズコロッケ
  • まめ田のおいなりさんを2個


で良しとした

ついこの間岐阜へ一人旅をした時にも塚田農場のチキン南蛮弁当をゲットした品川駅の構内は実にお弁当類が充実している

岐阜への慌ただしい一人旅情は下のリンクから見られるので岐阜日帰り弾丸ツアーの様子を楽しんでみて欲しい

念願のサフィール踊り子乗車

そしていよいよ念願のサフィール踊り子に乗り込んで思ったのは実に快適な車両であるということだ

我が人生に一片の後悔無し

ちなみにだが新幹線を使ってもいける

さっ、早速早めの昼飯としよう

この神戸コロッケは箸でコロッケを割ると中からバターが溶け出してきて実にうまいのだ

吾輩は横浜を過ぎるあたりであらかた平らげてしまう


しばらく車窓を流れる景色を眺めていたが道中は長いのだ
景色もじきに飽きてしまったので、小説を読んだ
吾輩はハルキストで全小説を読破しているが「騎士団長殺し」は未読であった
前回に世間を一世風靡した「1Q84」が全く吾輩の趣向にマッチしていて
春樹ワールドが全然足りなかったと感じて、しばし最新刊に手が伸びなかった
だが、これは中々ワールド全開で面白く読めるぞ

そうこうしているうちにサフィール踊り子号は下田へと近づく
ここで列車内探索をしにいった

先頭のプレミアムグリーン車だとセレブリティな景色が待っている

車両
先頭車両

吾輩は普通のグリーン車だったが、それでも充分に快適だ。さらにはコンパートメント

中々お目にかかれない食堂車もついている

様々な都合で公式の写真しか載せられなかったが、まぁだいたいこんな感じだ

食堂車を通るときにはスタッフの方全員が「こんにちは~」と声を掛けてくれたので、短い旅情に色がついた

ついに下田へ上陸(早くもペリーの気分で)

下田駅改札

下田駅はすでに旅気分を味わえる場所である

やはり気分はペリーなのだ。改札口まで黒船だ

さらには港町下田らしくミノカサゴ、カゴカキダイ、ハナヒゲウツボのお魚が出迎えてくれた

サフィール踊り子と通常の踊り子号のツインショットをカメラに収めたりと割と忙しいのだ

踊り子号
踊り子兄弟

駅を出るとここにも黒船だ。街をあげての黒船祭りだ。ペリーも遠路はるばる日本にやってきた甲斐があったというものだ

黒船
駅前の黒船

サスケハナ号に乗船だ

こうしてはいられない時間がないのだ

早速時間の関係上サスケハナ号の乗船乗り場へと急ぐ
なんだか風がやけに強いな
歩いていると飛ばされそうになるくらいの強風だ

案内
遊覧船乗り場

こうなったら船内でカモメの餌をかって戯れるとしようか

だが、だんだん嫌な予感がしてきた
乗船乗り場へ到着だ

ガーーン やはりと言うべきか中止である
これではもはや金目鯛だけを食べにわざわざ下田までやってきたようなものだ


まぁいいメインはあくまでもサフィール踊り子号だ
諭すように自分に言い聞かせていた

悔しいのでせっかくだからサスケハナ号を激写する

下田のグルメを堪能したいならここに行け!

道の駅へ戻って食堂を探索する
が、どこもかしこも行列で混雑している

ここで耳寄りなグルメ情報を載せておこう

下田に来たらこの4つのお店に狙いを絞るのが良さそうだ

■金目鯛の姿を拝める煮つけを食べたい人の「金目亭

■金目鯛のヅケ丼が食べたい人の「さかなや

■金目鯛バーガーを食べたい人「下田バーガー

■金目鯛の寿司を堪能したい人「魚どんや

あくまでも吾輩の好みで吾輩調べなのでそれ以外の人は丹念に調べて欲しい

金目鯛のヅケ丼に決定した


二階のお土産ショップをみてから再度来るとしよう
なーに時間はありあまっている
むしろ何をして時間を潰すかを考えねばなるまい
ほどなくして1階のさかなやへ降りると よし、誰も並んでいない

さかなや
さかなや


さっそく金目鯛のづけ丼¥1850
をオーダーだ

ヅケ丼
金目鯛のヅケ丼


oh!金目鯛のウロコ模様がなんともいいぞ

金目鯛
金目鯛


吾輩はどんどこ金目鯛を食していく

金目鯛
金目鯛


そしてこれを食べ終えればもうこの地でやるべきことは何も残っていないのだ

食後再度お土産コーナーを物色
ここで1時間は時間がつぶれた
だがここで買ったのは


なんとも言えないラインナップだ
そう、地味なのだ

やはりメインのお土産は金目鯛と黒船関係だろう

予定変更の下田観光(束の間)

せっかくきたのだから下田の町並みでもみようと歩き出す
風は以前強い
ちょっと調べたらペリーロードというのがあって
ここは黒船に乗ってわざわざ太平洋を渡ってきたペリーが歩いた道だということ
早速そこへでも行ってみようと決意

家
ナマコ壁

途中にはナマコ壁という珍しい様式の家が立ち並び歴史をヒシヒシと感じずにはおれんぞ

家
ナマコ壁


途中の河口付近にはチヌ(黒鯛)が泳いでいるのが見れ、フィッシャーマンと
してはテンション爆上がりだ。
もしかしたら今日一のテンションの跳ね上がり方だ
ところが歩けども歩けどもペリーロードにつかない

案内
ペリーロード


おかしいな、駅からさほど遠くはないきがするのだが
腕時計を確認する
列車の時刻との攻防戦のキックオフのホイッスルがならされた

ようやくペリーロードなるものに着いた
ようやくだ


時刻は15:40
ギリギリだ
ペリーロードとはいっても、こんな感じで特別な感じではない。
非常に短い通りだ
撮影だけしたら16:01の踊り子号に乗るべく早歩きで伊豆急下田駅へと颯爽と向かう
もはや汗だくだ 一体何の運動なのだ
15:52分駅が見えてきた
…とここで気になるお店をみつけてしまった
黒船ソフトクリーム・・・
時間が無い中吾輩は1個注文していた

ソフトクリーム
黒いソフトクリーム
おばちゃん

これすぐに溶けちゃうから気を付けてね

といわれ一口食べたそばから溶け出した

下田駅につくころには手が黒船だらけになったのは言うまでもないだろう


おい、列車に乗れるか?

電車
踊り子

列車を発見したぞ

15:59ギリッギリのところで乗車できた
ほっと一息
ペリーロードから伊豆急下田の駅まで
競歩か!!ってくらいの勢いで歩いてきたので
また汗だくだ
しばし窓から流れていく海の景色を見るともなしに見ていた

途中疲れて眠っていたが、気が付くと大磯を通過するところだ
ほどなく横浜へついて、同じホームで待っていると
成田エクスプレスがすぐにやってきた

電車
成田エクスプレス


わざわざ乗り換えて一駅分品川まで乗車
昔からとにかく一度成田エクスプレスに乗ってみたかったのだ

こうして品川に着き、サフィール踊り子号乗車の目的は果たせて旅情は終了した

吾輩は家につき大いなる、しかし心地よい疲れに包まれながら就寝を迎える
夢は是非金目鯛と共に泳ぐ夢であると楽しそうだ

では皆さん Have a nice trip!!

*この記事にはプロモーションが含まれます

投稿者プロフィール

モウモウ
モウモウ大富豪になっても結局食と旅
吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。

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