レトロな銚子電鉄に乗りたくて行ったが、一体何しに行ったのかわからん珍道中記②

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前回のレビューだが、ギリギリ銚子行きの特急に乗り込め無事銚子に着いた。まずは仲の町まで歩き、醤油工場見学と銚子電鉄の車両見学が両方共にミッションインポッシブルとなった。イーサン・ハントならCIAにひどい目にあわせれるに違いない。

気を取り直して観音まで歩いたがランチの店が決まらない。なんとか海鮮にありつけるも苦手な海老が3つも入っていてパニック

さて続きの旅はどんな珍道中がまっているのやら?

Here we go!!

目次

観音~本銚子へ

ミッションの失敗にすっかりと言い忘れていたが銚子電鉄の駅には本名の他にペンネーム的な別の名前が全駅についている。スポンサードなのかタイアップなのかコラボなのかはわからんが、とにかくユニークかつ涙ぐましい企業努力の軌跡がみてとれるので是非全線踏破して欲しい。

さて西欧風な駅の観音ではあるが、電車は当分こない。なら真骨頂のウォーキングに頼るとなる。

吾輩は次の駅「本銚子」へ向けて歩き出した。海鮮料理屋「みうら」から歩いている途中に五重塔が見えた。

信心深い吾輩は本当は入ってお参りのひとつでもしたいところだが、ここまでの旅情は何一つとしてコンプリートしていない気がしているので、旅の先を急ぐことにしたのだった。

観音から本銚子へは珍しく長い上り坂を上がらないとならない。海鮮腹になった吾輩には丁度いい運動になろうというものだ。

坂を上りきったところで雨が降ってくる。丁度小学校の前にさしかかり大きな樹の下で雨宿りをした。恐らくすぐにあがる通り雨と読んだのだ。

読み通りものの3分で雨があがり再度歩き出す。

お、見えてきた。

この駅はなんでもヒロミのテレビ番組で取り上げられた駅らしい。しかしそれにしても詫び寂び感がパネーのだ。駅なのか? 本当に駅なのか?

今までの仲の町や観音とはあきらかに一線を画す駅にしばしの戸惑いがあったのは言うまでもないだろう

坂を上がると橋の上から銚子電鉄のphotoスポットがある。But電車はこない。。。

本銚子駅~笠上黒生駅

平坦な道をひたすら進むと笠上黒生駅がおもむろに現れる。

どうやらこの駅で鉄道員でタブレットの交換の儀式が行われるというのだが、

一体タブレットをなんで交換するのだろう?もしよければ吾輩のミンティアとも記念に交換してほしいのだ。

ちょっと気になったので調べてみると、これをやらないと、もしかして電車が動かないってことなのかな?

わかったような、わからんような。吾輩は鉄オタではないので、曖昧にして美しい思い出としてとっておこう。

ここで吾輩はWCを借用した。余談だがずっと歩いていると適当な場所が無いのだ

笠上黒生駅~西海鹿島駅へ

さて大分と歩いたが、まだまだ元気だ。そして電車のくる時刻とはまるで合わないので次の駅西海鹿島までさらに歩みを伸ばす決意をして歩き出した。

ここ銚子はキャベツも結構有名なのだろうか。至る所にキャベツ畑が散見できる。

実に風流な眺めの中房州旅行を楽しんでいる

駅と駅の真ん中あたりにかなりの民家があるのだが、このあたりの住民はどこへ買い出しに行っているのだろう?もはやあまりこない電鉄に頼れないだろうから車での生活はマストの気がする。だが高齢者はどうしているのだろう?などと銚子界隈の住民の動態調査のような思考を巡らしながら吾輩の旅は続いていくのである

そして西海鹿島駅に到着。

当然何も足さない。何も引かないを地でいくようなシンプルイズベストがストレート160kmのような駅があらわれる。

銚子電鉄は電車業としては赤字っぽいのだが、大いに頷ける駅なのだ

売り上げの多くはぬれ煎餅が頑張ってくれているので、皆さん銚子に来た際にはぬれ煎餅を爆買いすると電鉄さんが喜ぶそうです。

うーむむ、、こうしてみるとほぼ制覇しそうな勢いだ。

メインイベントは銚子電鉄に乗りに来たのに、一体何故吾輩は銚子電鉄沿いに歩いてコンプしようとしているのかわからなくなってきた。

混乱してきたので「レトロな銚子電鉄に乗りたくて行ったが、一体何しに行ったのかわからん珍道中記③|吾輩は旅に出る日記」へ続く

See you soon!!

投稿者プロフィール

モウモウ
モウモウ大富豪になっても結局食と旅
吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。

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