吾輩は牛である。名前はモウモウ。今日は、荻窪の裏路地にひっそりと佇むラーメン屋、「There is ramen」について語るのだ。この店は、知る人ぞ知る隠れ家的存在で、吾輩のような食通にとってはたまらない場所なのだ。

まず、この店の場所について語らねばなるまい。荻窪の路地裏、というよりはむしろ迷路のような細い道を抜けた先に、ひっそりと店は存在するのだ。看板も控えめで、初めての者には見つけにくいかもしれない。写真ではわからんが電光なるとが目印になっている。夜はわかりずらいから注意が必要だ
これがまた隠れ家的な魅力を醸し出しているのだ。吾輩は、このような場所にこそ、真の美味が潜んでいると思っているのだ。

ここは2022年10月に名店『迂直』の跡地にできたラーメン屋だ。『迂直』も確か上に檸檬とかどっさり乗ったラーメンで有名だった気がする。そして壁には『一杯のらぁめんが美味いと思える人生を送ろう』と家訓のように飾ってあり、何やら楽しそうであるラーメン屋だ。実に狭いのだが。
店内はカウンター席のみで、せいぜい10人ほどしか入れない。あっという間に満席になりそうな狭さ。
まずは券売機で買う。メニューの少なさが逆にこだわり抜く姿勢を感じるぞ。吾輩はチャーシュー麺¥1280をオーダー

吾輩が訪れた日も、すぐに席が埋まり、外で待つ人々の姿が見えた。しかし、この狭さがまた、店の雰囲気を引き立てているのだ。カウンター越しに店主の手元が見えるため、ラーメンが作られる過程を目の当たりにできる。これもまた、この店の魅力の一つなのだ。
さて、吾輩がこの店を訪れた理由について語ろう。実は、吾輩が最初に目指していたのは、味噌ラーメンの名店「ふっく」だったのだ。しかし、運悪く臨時休業だったため、仕方なく「There is ramen」に足を運んだのだ。しかし、これが運命の出会いとなったのだ。
どうでもいいかもだが、このふっくには3度足を運んでいる。しかしそのどれもが休みで行けていない。2度あることは3度あるというが次は4回目になる。しかも歴史は繰り返すという言葉通り4回目も撃沈するかもしれん。
最初に不発だった時には大雪の中行ったものだ。仕方ないので春木屋へ行った経緯があったな
店内に入ると、他の客たちは皆、手を合わせて「いただきます」と唱えていた。また、「ラーメンの写真を撮ってもいいですか?」と店主に尋ねる客もいた。なんとお上品な人々なのだろう。吾輩は、そんなことは気にせず、さっさと写真を撮りまくっていたのだが。
さて、肝心のラーメンについて語ろう。見た目は薄そうなスープだが、一口飲むとその濃厚さに驚かされるのだ。これは、鶏ガラと魚介のダブルスープで、深みのある味わいが特徴なのだ。麺は中太のストレート麺で、スープとよく絡む。そして、末広がりにちりばめられたチャーシューが絶品なのだ。脂身と赤身のバランスが絶妙で、一口食べるとその柔らかさと旨みに感動するのだ。
店主は、寡黙だが、どこか優しそうな雰囲気を漂わせている。ラーメンを作る手際も良く、客の要望にも丁寧に対応していた。吾輩は、この店主の人柄もまた、この店の魅力の一つだと思っているのだ。
そして着丼ドーンだ!!

吾輩は、この「There is ramen」をリピート確定だと思っている。次回は、また違うメニューを試してみたいと考えているのだ。荻窪の裏路地に、こんなにも美味しいラーメン屋があるとは、まさに隠れた宝石だ。吾輩のような食通にとっては、たまらない場所なのだ。
以上、吾輩は牛である。名前はモウモウ。今日は、荻窪の「There is ramen」について語ったのだ。この店を訪れる機会があれば、ぜひその味を堪能してほしい。吾輩は、またこの店を訪れる日を楽しみにしているのだ。
投稿者プロフィール

- 大富豪になっても結局食と旅
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吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。
もっと詳細が知りたいもの好きなあなたはプロフィール欄の記事を読んで欲しい



