全国40県以上行った吾輩がお勧めの佐世保とは。異国溢れる街並みとグルメ

佐世保アイキャッチ
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稀代の食通のみならず全国40県以上行った旅人モウモウが練りに練った道中プランと珍道中をさらけ出す。

旅は道連れ世は情け、一時の恥はかき捨てよである

今回は異国文化漂う街佐世保。

ここ街は日本のバルセロナなんかーい

そして真っ黒いカレーにも遭遇。

そんな日本最西端の佐世保に降臨

これを最後まで見ればあなたも日本にいながら欧州文化を堪能できるのだ。

では早速佐世保に行ってみよう

目次

出発は久留米駅

吾輩は宿の拠点を久留米に構えていた。とはいっても八女というお茶の産地で有名なところに宿泊していた。

言うまでもないが東京から福岡に来るのに全部新幹線を在来線を乗り継いでやってきた

他の人は当然のように飛行機でひとっとびでくるのだったが、吾輩は旅人のプライドがあるので旅情気分を味わうために鉄道で移動するのだ

決して飛行機が怖いからではないのだ

吾輩はお茶で有名な八女という所を宿とした

お茶は詳しくないからよくわからないが、普通に美味しく飲める”The 日本のお茶”といった感じだった

何故そこに泊まったかというと仕事の関係で仕方なくだ

さてと、長崎県に行くにはここ八女からバスで久留米駅に向かうのだが5分や10分程度で駅に着くような代物ではない。

割と長い時間バスに揺られてようやっと久留米駅に着くのだ。時間にして50分だ。もう一度言おうバス50分で久留米駅だ

もうこの時点でやや疲れが出てくる寸法だ。

ちなみに吾輩はこの八女にいる間は毎日ランチをとっていたお店がこれだ

定食屋

ここの女将さんは親切で値段も安くおいしいランチタイムを過ごせた。

このあたりはお店があまりないので感謝しかない。

昼間の駅の写真を撮り忘れたので夜の駅になってしまったが、まぁだいたいこんな感じの駅だ。

駅前にはロータリーがあり、タクシーやバスターミナルになっていたな。

駅のステンドグラスがすでに異国情緒を感じさせられるのは吾輩だけであろうか?

駅の看板

久留米駅から佐世保駅までどうやって行こうかな?

吾輩の長崎までの行程表を大公開してしまおうか

STEP
久留米から鳥栖へ

久留米駅

鹿児島本線
鳥栖駅まで8分
長崎駅まで特急を使わないと¥1850
*一部ICカードを使えない駅もあるかもしれないので注意が必要

鹿児島本線
鹿児島本線
STEP
鳥栖から佐世保駅へ

特急みどり号
鳥栖駅から長崎駅まで約1時間半
特急料金+指定席料金がかかった

JR九州電車
みどり号
STEP
佐世保駅
目的地  Final Destination
佐世保駅
佐世保駅

久留米から長崎までは結構ある。2時間半なのだ

交通費を抑えたい人は江北から佐世保線で早岐駅(はいきと読むらしい)

まで緑のお顔の佐世保線に乗り、そこから黒いお顔のシーサイドライナーで佐世保に行くやり方もあるが約3時間かかってしまう。

特急を利用するのと30分しか違わないがこのタイパをどう捉えるか捉えないかはあなた次第だ。

JR九州の車両はどれもこれもがかっちょいいぜ

予定通り久留米から鳥栖についた。

サガン鳥栖のホームグランドが駅から見れるのだ。

サガンサポではないが何だかワクワクする

おっと「湯布院の森」じゃん。

いいなぁーいつか乗ってみたいもんだ。感動だぁ。

断っておくが吾輩は鉄道マニアではないのだ。

でも全国飛び回っているうちに「もしかして乗り鉄の傾向が若干あるのかも」と思わないでもない今日この頃いかがお過ごしでしょうか。。

予定通り鳥栖からみどり号に乗り込む。

ここでいろんな車両と遭遇し無造作にバシャバシャと写真を激写していく

なんでこんなにも写真を撮っている余裕があるのかというとみどり号がくるのに30分以上間が空いているのだ。

マイガーット!この駅で30分以上も一体何をすればいいというのだ。

もう鉄道の写真を撮りまくるしかないじゃないか

決して吾輩がマニアという訳じゃないのだ。

しかし周囲には誰も鉄道車両の写真を激写している人が誰一人としていない。

っていうか見慣れない車両ばかりなので、吾輩がどれに乗らないといけないのかがわからなくなってきた。

皆さんもお気をつけあそばせ。

そうこうしていると特急が駅に入構してきた。やれやれ長かったぜ。

車窓からはのどかな田園風景が広がっていた。

時折大きな川を渡るのだが、バス釣りにとってもよさそうなストラクチャーが立ち並んでいてロッドを担いで降りたくなる衝動にかられてしまう。

長崎は今日も晴れだった

念願の佐世保に到着した。

念願とはいっても長崎県に行ってみたかったのだ。

どうしても佐世保に行きたかったというわけじゃないのだが、長崎駅周囲は吾輩的にピンときそうなものがなかったので、どーしよーか?と思っていたところに佐世保案がプカプカと浮上してきたわけだ。

佐世保と言えばバーガーや皿うどんが有名だが吾輩のお目当てはもっと別のところにあった

( ´ー`)フゥー...よやく佐世保に着いた。

へぇーそうなんだ。

着くまでしらなかったが、どうやら最西端にたどりついた牛となったようだ。光栄です。

ふと見ると平戸、伊万里まで行けるという松浦鉄道というものがあった。

平戸はヘチヌが釣れることで有名だし、伊万里は当然陶器だな。

っていうかこんな小さな電車なのに随分と遠くまでいく、その圧倒的なパワーに驚かされる

伊万里焼を見てみると南蛮文化の影響が色濃く反映して当時のご朱印船貿易で平戸、出島でポルトガルなどとの交易による佐世保文化を築いていったのを容易に想像できる陶器のような気がするようなしないようなだ。

この佐世保駅を降りて確か左側には3階建てのショッピングセンターがあり、飲食店などがあって気のせいかここも異文化の香りがほのかにしていた。気のせいか、、

吾輩は楽器やを見て回った。

当然冷やかしだ。

これから旅をするのにギターをかかえていくやつなんてスナフキン以外とんと記憶にはないのだ。

吾輩は全国いろんな駅を見てきた。

それは吾輩が飛行機を使わないで北海道と沖縄以外は全て陸路を利用するからだ。

くれぐれも言っておくが決して飛行機が怖いわけじゃないぞ。

旅気分を味わうのには列車が一番だからだと考えているからなのだ。本当だぞ。

だから九州だろうと四国だろうと全部列車で行っている。それがエビデンスなのだ

佐世保だけじゃなく長崎全体もしかしてそうなのかもしれないが、街並みが異文化コミュニケーションしていて中々興味深いのだ。

屋根の上に十字架なんて東京でニコライ堂でも十字架なんて立ててないぞ。

スペインで撮ってきたといっても誰もが信じるだろう。

だから日本のバルセロナと呼ばれているのだ(吾輩にだけ)または日本のリスボンなのだ。

どっちも行ったことはない

君は真っ黒いカレーを食べたことがるかい?

さて腹が減ってきた。

佐世保駅を降りてすぐのところに皿うどん屋があった。

そこにはいろうと店外のメニューを見ていたら¥800

値段はいいのだが、その量に驚いた。

「え、これ2人前がデフォルトなの?これ一人はちょいキツいかも」

どうしようか7分間も店の前で悩んだ。

メニューの隣には芸能人の色紙とにっこり微笑んだ写真があり、その写真が吾輩に向かって「おい、どーすんだよ?」と語りかけてきた

様々な芸能人の写真があり「私も食べました」と言わんばかりだ。大御所の芸能人も来たみたいだ

誰かというのは来てからのお楽しみ?にするとしよう(W.A)

真っ黒カレーの登場だぜ

だが、微笑み写真を振り切って吾輩は大通りを歩いてもう一つの狙いのお店にいくことにした。

それがカレーのお店「ブラック」

なんでもイカ墨をつかった真っ黒いカレーを提供するのだそうだ。黒?

君はカレーといえば茶色が緑色だと思うだろ?吾輩も同じだ。

だからこその黒?これは食べるしかないだろう

到着した。ん!?なんか書いてあるぞ

おー、いい感じじゃん、早速入ろうか。

と東京と比べると羨ましいかぎりの値段設定だ。

もちろん今の物価高騰の余波を受けて値上がりしているかもしれないから、もし行く際には確認してほしい。

吾輩はブラックのカレーセットをオーダー

ブラックカレー
イカ墨のblackcurry

おおぉ、真っ黒いぞ。見た目は辛そうくない感じだが、果たして。。

パクッ ん?辛くないぞ。

と思ったが刹那ヒーハーbyブラマヨ的辛さが後からジワジワやってきた。

うーむ、この辛さクセになりそう。

悪くないじゃん、いやむしろ良いぞ。

お店の女将さんはきさくな方

なにやらここはタイムチャレンジを実施しているそうだ。

5皿水なしで20分で完食できたら無料になるらしい。途中トイレにいかない。

最初のサラダも完食。

吐き出し失格。

愚痴をこぼさない。

辛いといわないなど村の鉄の掟のような厳しい戒律が設けられている。

吾輩は大食いして無料にしてほしいわけじゃないので、味を楽しむ派だからふーんくらいにしか思っていなかったが、何だかこの時好奇心から女将さんに聞いてみた

モウモウ

あのーこのタイムレースに参加する人っているのですかな?

お店の人

あ~、一定数いらっしゃいますよ

モウモウ

完食するのであろうか?

お店の人

相当辛いのでリタイアする人もいますよ

モウモウ

そんなに辛いのか、まぁこれも結構辛いから相当辛いんだろうな?

モウモウ

そんなに辛いのであろうか?

お店の人

今お客さんが食べているのの何倍も辛いですよ

モウモウ

御意!イカ墨の底力ですな

お店の人

お客さんはどこから来たと?

モウモウ

吾輩は東京からやってきたのだ。稀代の食通かつ旅人なのだ

お店の人

え!?わざわざ東京から来てくれはったと?

モウモウ

あ、いや仕事でこっちにきて、珍しい黒いカレーがあると風の又三郎の噂できいたので来てみた次第なのだ

でも久留米から2時間半もかけてくる人も相当珍しいのではないだろうか?

お店の人

あー、そうなんですね。佐世保はどぎゃんです?

モウモウ

異国情緒が開花した街並みと食文化の邂逅に触れ、大いに刺激された良い街であると感銘している次第です

お店の人

よかったです。ゆっくりしていってね

とてもフレンドリーな気さくないいお店だ。

佐世保に溶け込む。ついでに佐賀へも

お店を後にした吾輩は食後のコーヒーブレイクを目当てに佐世保のアーケード街を彷徨い、完全に佐世保市民(エセ)と化し、街に溶け込んだ。

そして定番のドトールで暫しアイスカフェオレを嗜み佐世保にいることを改めて実感する

佐世保を後にして、ここまできたからにはついでに佐賀駅にも降りてみようかとフト思い立ったが吉日

STEP
佐世保駅

みどり号博多行き
佐賀まで¥2310

JR九州
みどり号
STEP
早岐駅
降車不要
STEP
佐賀駅

目的地:Final Destination


到着。結構疲れたな。

さて佐賀には何があるか降りてみよう

パット見何もなさそうだな。

何だか閑散としているぞ。大丈夫かな

しばらく佐賀の駅を歩く。 

ひたすら歩く。 

もちろん歩く。

って、何もないぞ。新幹線止まる駅ですよね?オーマイ・・

でもこのままオメオメと帰るのなんだかこしゃくなので、自分用のお土産として「旨唐佐賀牛」というお肉を買った

今考えるとまったくもって無駄な出費だったのだが、旅というのはそういうリミットが外れやすいので皆さんも気を付けたいところなのだ(出張のはずでは?)

余談であるがこの自分へのお土産は買ったことすらすっかり忘れて賞味期限を壮大に過ぎてしまって開封せずにゴミ箱へ葬り去られる悲劇が起こったのは皆さんの胸の内にとどめておいて欲しい

吾輩はこれをドーハの悲劇をパクって「佐賀牛の悲劇」と呼んでいる。

そしてもし食べたとしたら、どれほど美味しかったのかを密かに吾輩に教えて欲しいところだ

久留米駅になんとかもどってこれた。

だが、これで終わりじゃない。

ここから行ってみたかった久留米大砲ラーメン本店に突撃するのだ。

バスに乗ってラーメン店を目指す。

大砲は一度新横浜ラーメン博物館で食べたことがあったので、存在は知っていたから、せっかくだし行ってみようと思った。

せっかくだし、ここまできたからにはというWordは旅あるあるで、性格が表れるところだと思う。

1.せっかく来たんだから、いろいろ見て回ろう派

2.せっかく非日常にいるんだから宿でのんびりしようよ派

吾輩は断然パターン1にしか、どー考えても当てはまらない

吾輩は大砲ラーメン本店を目指した。

もうかなりヘロヘロだが、みどり号でぐっすり寝たからドーパミンが出てて空元気だけはあるようだ。

うーん、うまい。

やっぱり本場は違うぞ。

これは雰囲気で飲まれている説が濃厚だが、旅の思い出として触れずにおこう。

本日の反省会

そして九州から本州へ向けて九州新幹線に乗り込んだ。

この車内で一人田園風景広がる景色を見ながら反省会を行ってみた。

ちなみにこの九州新幹線はシートがすごく良くて、座り心地がゴージャスな印象があるので、飛行機ではなく新幹線で九州を旅することをおすすめする。

福岡-長崎-佐賀と弾丸ツアーを行いいろんな良い経験も得たし、ご当地のおいしいぐるめも堪能したしで、印象にすごく残った日となった。

吾輩は日本40県以上回ったが佐世保はBest3に入るくらいに思い出に残る良い旅であったと感慨に耽ってみた(いや、仕事できてんだが)

しかしこれから家路まで5時間も座る帰路が待ってると思うと車内で食べる駅弁もゲンナリしてくるというものである。

いやはや何ともではあるが

皆さん良い旅を

Have a nice trip!

旅のまとめ3か条

  • JR九州の電車はどれもがCOOLでかっこいい
  • 佐世保の街は日本のバルセロナと言ってもいい
  • イカ墨の真っ黒いカレーはおいしく、話のネタとしてもGood

電車チケットの手配に

❖JR線の新幹線・特急のチケットをGetできて、特急券・乗車券をご自宅、会社にお届けしてくれる。

最短で乗車日の2日前までお申し込みできるという、吾輩のような時間の無いワーカーホリックさんにはピッタリなのだ

サイト画面はわかりやすくてお勧めだ

旅の手配に

❖吾輩の宿泊検索を大いに助けてくれたサイトだ。ホテル探しを休日3時間にセーブしてくれたのは楽天トラベルのおかげも大いにあるだろう。旅行って謳っているが、吾輩は社畜っていたので出張検索ばかりに使っていた

宿の手配に

❖こちらも定番のホテル検索サイトだ。 「じゃらん」ならではの期間限定の企画もあるので、旅行だけでなく吾輩のような出張三昧の愛社精神溢れた御仁にはピッタリのサイトだろう

*この記事にはプロモーションが含まれています

投稿者プロフィール

モウモウ
モウモウ大富豪になっても結局食と旅
吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。

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