「健康診断じゃなくてさぁ、不健康診断なんだよ俺の場合」とかつての職場で必ず健診時期に行ってくるおじさんがいたことを毎年のように思い出すのだが
さて今回も毎年行事の健診がやってきた.
わざわざ錦糸町まで出向かないとならない。
ちなみに吾輩は冬以外はほぼ毎日のように近所をジョギングしている。とは言っても正味8分くらいのものだが、割と続いているのかな
だからなのか人生で一度も健診で引っかかったことが無い
あまつさえ健診やらなくてもいいじゃんとも思っているのだ
どちらかというと健康だよな!と確認するための作業のようだとも思っている
実にありがたいことである。ただ作業はいらないのだ
だからそのご褒美に(代名詞が指しているものは何だ?)いつもグルメのおいしいものを食べようと企んでいるのだ フッフッフッ
待ってろよ錦糸町!
錦糸町グルメって何がある?
今回は錦糸町に行くので事前にいくつかの候補を挙げた
- 喫茶店の「ニット」
- カレー専門店の「アルバ」
- 「亀戸餃子」錦糸町店
つまりはその時点の気分でカレー、ナポリタン、餃子のいずれかになる
健診だから当然朝から水しかとっていない
健診が終わった時刻が13:15だ
そして建物を出るとうだるような猛暑が矢のように吾輩を猛撃してくる。
カレーかナポリタンか はたまた餃子なのか
的確かつ瞬時の判断が求められる。でないと、あまりの暑さに耐えきれず
「とりあえずDOUTORでアイスコーヒーやな」となって入ったが最後ミラノサンドセットで終了してしまうからだ
ちなみにここまでくると東京スカイツリーがよく見える
猛暑の中錦糸町を奔走する
吾輩が向かった先はまずナポリタン。喫茶店「ニット」へ向かう
だが何となく店の構えが今日の気分ではない気がした
5秒考えた末にやめた
次にカレーの「アルバ」だ
店の前に佇んだのだが、
「本当にカレーの気分か?」と自問自答した時にやや違うとなって8秒考えてやめたので
消去法で亀戸餃子に決定した
ここで一つだけ問題があるのだ。
それはこの店クーラー効いてないんだよ。ずばり扇風機。しかも固定でずっと吾輩に涼を送っている訳じゃなく回転しているのだ(当たり前や)
だから汗だく確定なのだ
だが今更カレーにもナポにも戻る気力はない。暑すぎる
てなことで扇風機の中餃子を食べることが決まった
店は駅から歩いて5分ほどだからほどなくして着くはずだ
ちょっとした広場みたいなところに突然ドンと現れる。そんなお店だ
いざ入店
この店は全席カウンターだ。そして扇風機が回っていた
スタッフは恐らくほとんどが中国人っぽい。中国語が店内を縦横無尽に飛び交っていた
そしてドアが開放しっぱなしのため、人間のお客さんだけじゃなく鳩さんも店内をうろついている
吾輩の足の下を何かが時折通るのは気のせいじゃないのだ
さてとメニューだが定番は餃子10個セット¥880だろう。来る人来る人皆同じメニューを頼んでいた
ここはコストを抑えるために吾輩は考えた
餃子5個入¥330+大盛ライス¥275を頼んだ
想定はしていたが思ったよりも蒸し暑い
ドアは開きっぱなしで扇風機だけじゃぁ、暑いに決まっちょるだろう
とにかく安価を求めるなら餃子5個入り
そして着丼したのがこれだ
スープは一応何もいわずともついてくるようだ
にしてもちょっと待てよ
なんか少なくない?
それに餃子の量と大盛ライスの量があわなくないか?
しまったこれは普通ライスにしておくべきであったか!
しくじったかも
しかも餃子の大きさもそれほどではなく明らかなミスチョイスに早くも危機感が募る
このメインとライスのアンバランスはデジャブだった気がしていたが
そう神保町のスマトラカレーの共栄堂もあきらかにカレーとライスの量が明確にアンバランスだったことを思い出した
まずは餃子をパクリ
うむ小粒だが確かな肉感が感じられる
その断面図がこちらだが、どうだろうか?
あれ、おもったより中身が詰まっていないのか?
餃子とライスの量のアンバランス問題発生
っていうかライス多すぎたぞ。これは醤油⇒ライスをヒタヒタして繰り返しライスを多めに食べないと
ライスだけ絶対に余る未来しか見えてこない
よってひたすらヒタヒタにする作業を幾度となく繰り返す
余談だが小皿には最初からマスタードがついてくる。
吾輩はラー油派だからマスタードで味が混ざるのが嫌であった
もしラー油派の人は最初からマスタード抜きといっておいたほうがよいだろう
ライスがみるみるうちに醤油色にラー油色がミックスされたカオスな世界になっていく
もはや餃子を食べに来たのか、醤油ライスを食べに来たのかがわからなくなってきた
っていうか扇風機じゃパワーが足りなく店内暑すぎ
っていうか鳩が足元通り過ぎ
きっとこの場にサルバトーレ・ダリがいたら「曲解された時空の歪みと赤いライスと熱波のコントラスト」というタイトルで難解な絵を描くに違いないだろう
ちなみにAIに書いてもらったのがこれだ
ライスはどこへ消えたのだ?
本日の反省会
朝から何も食べずに健診で血を抜かれ、暑さでフラフラになって入った先は扇風機しかない鳩もお客さんの店だったが、最大の失敗がライスの量とのアンバランスであった
やはり定番通りに10個セットを頼むべきだったのか?
わからぬ。吾輩にはわからぬことばかりの世の中だ
店を出て帰る途中にこんなものを見つけた
なーんだこんなところにちゃんとあるじゃないか
こんなことならここで買ってオフィスに戻ってクーラーの効いたところでレンチンして食べたほうがよかったのかもしれないじゃん
なんてことはあなたの心の片隅に留めておいてくださいな
吾輩はそんなことを思いながら熱波の中で自販機の前で佇んでいた
オーマイガー!!
本日の反省会
- 亀戸餃子では定番の10個セットが無難
- 錦糸町店にはクーラーは無く扇風機のみだが鳩はいる
- 途中の自販機でも購入可能
お店の情報
亀戸ぎょうざ 錦糸町店 |
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住所:東京都墨田区江東橋3-9-1 |
⇒JR総武線「錦糸町駅」南口より、徒歩3分 |
TEL:03-3634-9080 |
営業時間:月・水・木・金 11:30 – 20:30 土・日 10:30 – 19:00 餃子が無くなり次第終了 |
定休日:火曜日 |
予約:不可 |
喫煙情報:全席喫煙可 |
支払い:〇カード 〇QRコード ✖電子マネー |
SNS: https://www.instagram.com/explore/tags/亀戸ぎょうざ錦糸町店 |
投稿者プロフィール
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吾輩は牛である。 名はモウモウである。 なんでも自由ヶ丘というハイカラな街のきらびやかなショーウィンドーの中でもうもう泣いていたことだけはとんと記憶している。
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